「今市の水を守る市民の会」入会のお願い
●「思川開発事業」は36年も前、首都圏の水不足を解消するために始まりました。鹿沼市西部の南摩地区に巨大なダムを建設し、今市の大谷川から延長20km、直径5mの地下導水管で水を送るという構想です●思川は粟野町の西部が源。途中で南摩川、大芦川、黒川と合流し渡良瀬川に注ぐ大谷川とは水系がまったく違う川です●水系を越えた河川水の移送は、そこに住む人々の生活や自然環境に何をもたらすのでしょうか ●大谷川取水は今市扇状地の地下水を涸れさせ、農業用水を奪い、水と緑を住みかとするたくさんの動植物に大きなダメージを与えます ●事業にともない、今市地震(1949年)震源地の近くに建設予定の行川ダムの安全性も問題です●大谷川は今市市民の宝。その宝を破壊するだけの「思川開発・大谷川取水」は、すでに目的を見失った計画となっています ●「地元の生活や自然環境に対する影響を考え、この計画は直ちに中止すべきである」という市民の声によって、本年4月9日、「今市の水を守る市民の会」が発足しました ●今市の水を、大谷川の水を、そして私たち市民の暮らしを守るためにぜひ会員になってください。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします
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