城田じゅんじ

1949年12月30日 静岡生まれ

父は全国有数の弁護士であったが、無類の Out Of Tune。 音楽好きの母親はそれを懸念してピアノを習わせる。4才から始めた ピアノレッスンであったが、7、8才の頃にはすでにバッハショパンなどを 自身のアレンジで弾いていた。母の突然の死によりピアノから離れる。 時に10才。中学生の頃、ベンチャーズを聴いてギターを始めるが、 1〜2日で主要なレパートリーはほとんどこなしていた。やがて、 5弦バンジョーと出逢い、レコードで聴いた曲をピアノで弾いてから バンジョー用に直すなどの作業を難なくこなしていた。

1971年、京都産業大学時代に高石ともやと出逢い、 ザ・ナターシャー・セブンを始める。以後日本における ブルーグラスミュージックの発展に貢献。ザ・ナターシャー・セブンを 脱退後、86年渡米。現在はアイリッシュミュージシャンとして活躍中。 96年、アイリッシュのソロアルバム『Sally Gardens』 99年『Heathery Breeze』をリリース。 最近は、「アイリッシュ・ミュージック・マガジン」 (アイルランド発行)にも、アイリッシュの主要ギタリストとして、 ピエール・ベンスーザンなどと並んで名前が挙げられるなど、 世界的にその名が知られている。1998年の 全世界ケルティック・ミュージック・カテゴリーにおいて、 彼の参加するバンド"Jody's Heaven"のアルバム 『Garden Of Butterflies』がブロンズプライスを獲得。 今後の活躍がますます期待される。

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